THE RULES
ルール 本戦トーナメント
① Repeat
(繰り返し)
採点の対象となるバトル中に、同じ技や動きを繰り返し行ったと審査員が判断した場合に原点とする。
② Bite
(真似をする)
広く受け入れられている技や動き、仕草以外で、他のダンサー特有の技、動きの真似をそのまま行った場合に減点とする。
③ Clash
(失敗・ミス)
バランスを崩す、滑るなど、技や動きが止まってしまったり、遅くなってしまった場合に減点とする。また、音を外してしまった場合も減点とする。
④ Misbehavior
(公序良俗に反する)
スポーツマンシップに反する、または誹謗中傷、差別の意味を含む、発言、ジェスチャーを行ったと判断された場合に減点とする。直接的な接触において、相手を手で押す等の行為が発生した場合にも減点とする。
⑤ Lost
(失格行為)
公序良俗に反する 行き過ぎた行為や ドーピング違反、怪我などにより演技実行不可能と判断された場合に、LOSTとなり全てのポイントがゼロでバトルは強制的に終了となる。その時の勝敗については、ヘッドジャッジより説明がある。
Surprise
(驚き)
ジャッジや会場が衝撃を受ける様な常識を超えるスピードや回転量、新しい技、動き、音の表現などで大きな効果を生む組み合わせが発揮された時に加点とする。
① Difficulties
(難易度)
技の難易度 (習得の困難度に応じて変わる) を評価する。
② Dynamics
(迫力)
体を大きく使ったムーブ、フロアを広く使ったムーブや、大胆かつ力強い技を評価する。
③ Speed
(速度)
緩急をつけた技や動き、または、臨機応変に技や動き (ステップ・フットワーク・独自の動き) をコントロールできているかどうかを評価する。また、単純に技や動きの速度が早いことも評価する。
※ブレイキンにおける技 : パワームーブ・フリーズ・アクロバット・トリック・スレッド・ドロップ・コンビネーション
※ブレイキンにおける動き : ステップ・フットワーク
① Vibes / Flavor
(雰囲気)
ブレイキンへの理解を佇まいや仕草で表現している。または、姿勢や雰囲気が伴った踊りによって、会場を魅了できていると判断された場合に評価する。
② Passion
(情熱)
見ている人にまで伝わるムーブ中の勢いや、勝利への思いが表れた踊りを評価する。
③ Personality
(個性)
自分らしさが表れた視覚的な違いを、動き、仕草、踊り、佇まいなどで表現されている場合に評価する。
④ Musicality
(音楽性)
リズムキープが出来ているかどうかを評価する。また、音楽に対して順応した踊りが出来ているかどうかを評価する。
⑤ Originality
(独創性)
新しく、その本人にしか出来ない発想に基づいた動きや技、フォームなどが組み込まれた踊りを評価する。
① Creativity
(創造性)
ブレイキンの基礎 概念、構造、構成を理解し、その人特有の技や動きの流れ (技の繋ぎ) が出来ている場合に評価する。
② Variety
(多様性)
競技会全体で、技、動き、踊りの構成が豊富な表現方法で構成されている場合に評価する。
(そのバトルだけではなく、競技会全体での評価とする)
③ Cleanliness
(見やすさ)
動きが止まることなく、無駄のない技、動き、繋ぎが出来ている場合に評価する。
④ Form
(形)
技や動きにおいて、丁寧さ、綺麗さ、格好良さ、奇抜さがどの角度から見ても維持されていた場合に評価する。
⑤ Balance
(バランス)
技や動きにおいて、体重移動が正確に実施され、バランスを崩さずに体現ができている場合に評価する。
① Communication
(意思疎通)
対戦相手の行った、表現、動き、技、ミスなどを理解し、自身の演技や仕草でそのバトルを支配できている場合に評価。
② Spontatenity
(自然さ・適応力)
バトル中の相手の演技や、技、動き、または会場の雰囲気や音楽に即座に対応し、自分の演技を向上させることができた場合に評価。
③ Tactics
(戦術)
技、動き、ムーブを相手の出方、音楽、会場の雰囲気に合わせて勝利へ向けて手段と方法を組み立てられた場合に評価。